日本無謀地帯

日本無謀地帯

 

あらすじ

日本の半分ほどはもう日本ではなくなっている。いや日本だけじゃないこの世界が段々と侵食されている。ゆっくり、ゆっくり少しづつ。日本はその侵食された地帯を無謀地帯と呼ぶ。日本の無謀地帯は大きく二つに分かれている。我々は『正義』と『悪』読んでいる。『正義』の無謀地帯は至って安全で人間には害を与えないが、人間以外の動物(獣)が入り込むと一瞬にして消し飛ぶ。いや光に飲み込まれると表現した方がいいかも知れない。『正義』は人間を守ろうとしている。いやある意味『正義』は無謀地帯の中で唯一人間を守ろうとしてくれる部分だろう。それの反対のような存在が『悪』だ。『悪』は人間を嫌っている。まるでいじめられていたみたいに完全に拒絶している。もし『悪』に入ると原因不明の謎の症状が発症する。発症すると下から上えと体の機能が衰弱し始める。5分ほど経つと全身の機能が段々と動かなくなっていく十分ほど経つと完全に全身が機能を停止する。そうすると地面が動き出し機能した人間を飲み込んでいく。飲みこまれて行った人間はどうなるかは未だ分かっていない。だが人間以外の生物はなんの問題もなく入ることが出来る。特に獣は歓迎される。日本自衛隊はこの『悪』を徹底的に消そうとしたが、『悪』は何をしようと変化を起こさなかった。ミサイルを送り込んでも銃を撃っても破壊兵器を送り込んでも変化を起こさなかった。いや事実変化は起こっていた。だがそれはただの外見だ。侵食を止めることはできない。ミサイルで撃ったことで地形は変わったが生き物は死ななかった。まるで『悪』に守られているように。最終的には核まで落とされることになった。だが『悪』は核を跳ね返した。跳ね返ってきた核は人口が集中している北海道に落とされた。そのせいで日本の人口の27%が吹っ飛んだ。その影響か人間を警戒した『悪』の部分の無謀地帯は侵食するスピードをあげた。全ての無謀地帯は南極に落ちた謎の隕石からスタートしたと考えられている。無謀地帯はゆっくり、ゆっくりと侵食していった。一年で大体1kmほど侵食されていった。それから数万年という時が経ち世界の半分ほどが侵食された。日本は『悪』を攻撃したことで侵食が一年で20kmまでに上っていたがそれでも『悪』は人間を恐れてどんどん侵食のスピードをあげている。今では一年で78Kmという異常なまでのスピードだがそれに対抗するように『正義』が『悪』の侵食を止めるように『悪』に対し攻撃を開始した。そして世界の無謀地帯は面白がるように『正義派』と『悪派』に分かれた。『正義』と『悪』は他の無謀地帯の力を借りて『正義』は『神塔』を『悪』は『故郷』を作り出した。『神塔』と『故郷』には一つの魂の塊が存在し、それを触れたものは覚醒するという仕組みで兵器を作り出していった。そのおかげで『正義』と『悪』は大量の軍事力を手に入れて人間では理解できない大戦争が始まった。だがそれは無謀地帯での話俺らにはなんも関係ない。無謀地帯は俺らに興味がないらしい。ただ無謀地帯はもっと大きな体が欲しいから侵食しているだけだから。だがこんな平和な想像が続いたのはつい三ヶ月前までの話。もっと戦力が欲しい『正義』が頭のいい人間に兵士となって戦ってほしいという連絡が来た。もし兵士として戦ってくれるいうならば魂で覚醒して兵士になってくれと、もし我々がなくなっても覚醒した人間がいたら『悪』にでも立ち向かうことができる。簡単に言えば戦ってくれるなら覚醒させてあげるという条件らしい。日本はその条件を飲み自衛隊を1000人『正義』に送り込んだ。1000の内10人が覚醒に成功したが他の990人は覚醒に耐えられなく死んだ。だがその成果はあったのかその10人は他の生物と比べ物にならない程に強かった。1日でその10人の覚醒者達は『悪』の10000体もの生物を消滅させるというとんでもない戦果を出した。その10人の覚醒者は『ロレジウム』と名付けられた。日本は一度990人もの死亡者を出した『正義』を攻めようとしたがその戦果をみた瞬間『正義』に頭を下げた。『ロレジウム』はどんどん進軍していき3ヶ月で世界の『悪』を半分まで削っていった。その強さは異次元と言ってもいい程だった。そして七ヶ月がった時世界の『悪は』1%に満たないほどに減っていった。その頃日本いや世界が正義と条約を結び世界は『正義』となった。だが人間の生活になんの支障も出る事はなかった。『正義』は人間を受け入れともに生活していくことになった。世界から『悪』は消えたと考えられている。昔『悪派』に侵食されていた土地も『正義(正義派AND正義)』に侵食され人間が住んでいた。昔の『悪』に侵食されていたことが幻のように平和な日々が続いていた。『ロレジウム』は歳をとり子孫を残して亡くなった。それから何百年もの土地が経ち、人間が『悪』の存在を忘れていた頃『故郷』が開かれた。

 

キャラクター設定。

桐島 竜(未定)

性別:男

年齢:13歳

『故郷』を開けた者

覚醒した場所:声

使用可能の技:

死の声:どんな時どんな場所どんな状況であろうとこの声を聞いたものは死ぬ。

症状要求の声:その声を聞いたものは『悪』に入った時と同じ症状を引き起こす。

 

川上春香(未定)

性別:女

年齢:17歳

『ロレジウム』の川上美咲の子孫。

覚醒した場所:目

使用可能な技:

眼力:力をこめれば込めるほど相手にダメージを与えることができる。失神から骨折まで調節することができる。彼女の目では骨折が限界。

透視:建物や植物何もかも透明化することができる。目の見開きの大きさによって透視する広さや種類を調整することができる。

視野拡張:視野を最大半径2km拡張することができる。

復活の目:何かを『悪』に捧げることでその二倍の価値のあるものを復活させることができる。

 

この小説の内容は現代の子供達が引き起こす二回目の『悪』と『正義』の戦争を描いた小説という内容です。僕が考えたのはあらすじだけなので他の設定とかは妄想広げてくれると嬉しいです。僕的には第三勢力と面白いと思います。

 

この設定はフリー素材です。ですが使った作品は教えて欲しいです。